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第48回西日本ローラースケートスピード選手権大会

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第48回西日本ローラースケートスピード選手権大会/西日本ローラースケートスピード大会2018年小学生の部
【日時】平成30年11月25日(日)
【場所】伊丹市立ローラースケート場
【参加者】
 (男子)Toshinobu, Yotaro, Genta, Issei
 (女子)Riko, Moeka, Yuzuki
 (小学生高学年)Kohei, Chikako, Syunsuke, Akane, Akiha
 (小学生低学年)Kazuki, Kanta
 (小学生高学年ビギナー)Risa
 (小学生低学年ビギナー)Anju(エントリのみ。負傷により欠場)

表題の大会に伊丹スピードクラブから合計16名(1名欠場により15名)の部員で参加しました。
残念ながら当クラブ日本代表のTeppeiとKenが欠場で、男子はNobu選手と拮抗できませんでしたが、
女子は2位、3位をキープ、小学生は高学年、低学年ともに総合1,2をとりました。

また、Yuzukiが2年連続で敢闘賞を頂きました。
さらに、Kohei、Kanta、Risaが特別賞(愛知県知事賞等)を頂き、総合的に見て、クラブとしては良い結果だったと思います。



朝方のみ少々肌寒かったものの、大会実施時間は非常に暖かい降水確率0%の快晴で、大変良い環境での大会となりました。
閉会式直前のみPCトラブルで少しまごついたものの、競技時間帯は見事にタイムスケジュール通りで非常に円滑な運営を頂きました。
日本ローラースポーツ連盟の大会役員、ならびにお手伝いの方々に感謝申し上げます。

お手伝いというと、今回、当クラブからも大会補助のお手伝いをさせて頂きました。
各位のお子さんの応援は思いっきりできるようにしつつ、お手伝いもしっかり出来るようなスケジュールで、保護者内ローテーションを行いましたが、大変上手くいきました。
こういう進め方なら、きっちり大会補助が出来ながら、応援もちゃんとできるので、ストレスなく不平等感もなくお手伝いできる気がします。
今後も機会があれば、今回の進め方を採用したいなと思います。
これも部員が沢山いて、超協力的な保護者の皆さんがいるからですね。本当にこの環境には感謝です。皆さんありがとうございました。

では、部員の結果を中心にトップカテゴリから記載していきます。

【男子 総合】
Nobu選手  1位
Hiroki選手 2位
Toshinobu  3位

1,2位が鉄板で、3位をToshinobuとYotaroが争うようなカテゴリーでした。
3000mポイントレースのスタートでYotaroが転倒して、総合3位争いはそこで終了。


【男子 300m】
Issei   33"929 4位
Toshinobu 34"656 6位
Yotaro  34"795 7位
Genta  35"500 8位
(参考 首位 Nobu選手 30"935)

クラブではIsseiが首位でした。大会前はYotaroが有利かと考えていたので、少々意外な結果でした。
本来は長距離選手のNobu選手との間が3秒もあり、まだまだこれからですね。






【男子 1500m】
Yotaro  2'47"419 3位
Toshinobu 2'48"028 4位
Issei   2'50"584 予選敗退
Genta  2'50"833 予選敗退

決勝ではYotaroとToshinobuの3位争いの様相で、Yotaroが制しました。
レース中も最初から最後まで3,4位のポジションでした。
ただでさえ前を取られてしまうと、前に出られないリンクだったのに、もう少し何か早めに仕掛けたかった。
それだけ差が大きいというという事かもしれないですが、工夫が欲しかったですね。

予選AではIsseiが一度だけ3位から2位に上がるチャレンジをした点は良かったですが、すぐにポジションを取られ返されたのは頂けなかった。
あっさり簡単に渡しすぎというか…、そこは張り合うところだろ!と歯がゆい思いでした。

1500m表彰式


【男子 3000mポイントレース】
Nobu選手が圧巻の日本新記録でした。今回は記録を狙って取りに来たレースで、取り切るところがカッコよすぎた。
レースは、さながら、「猛獣に襲われる草食動物たち」といった様相でした。
(勝手な比喩にて申し訳ありません。あくまでも筆者が感じたイメージです)
各選手、無残にエリミネートされまくりで、2位以下が2周回以上周回遅れにされてしまい、残ったのも3人だけでした。
Teppeiを入れて走らせてみたかったですね。
なお、生き残らせて頂いた3人にToshinobuが入り、結果、総合3位に入りました。
なお、Yotaroはスタート直後の接触で速攻転倒し、レースに参加できませんでした。残念でした。

3000m表彰式


【女子 総合】
Kira選手  1位
Yuzuki  2位
Moeka   3位

最近の練習の調子ではMoekaの方が調子よく、Yuzukiは少し悩んでいた日々が続いていましたが、結果が逆になりました。
Yuzukiは少し壁をBreakしたのかもしれません。
逆にMoekaはスケートが伸びていなかったようにも見えました。(ウィール選択もある気がします…)
本当にYuzukiとMoekaは小さい時からバチバチのライバルで、まだこれからも続きそうです。

総合表彰式


【女子 300m】
Yuzuki   34"459 2位
Moeka   35"070 3位
Riko  37"620 5位
(参考 首位 Kira選手 33"286)

Yuzukiはこのレースで引退表明したKira選手にとうとう最後まで届きませんでしたが、1秒差というところまでは来ました。
Moekaは低いフォームで全然悪くないのですが、微妙にスピードが乗っていない感じでした。またコーチにしっかり見て頂きたい所です。
Rikoは少しタイム差あるものの、少しずつ伸びてきているかな。

Riko


【女子 1500m】
Yuzuki   2'46"782 2位
Moeka   2'46"907 3位
Riko  3'14"173 5位

順位は300mとまったく同じでした。ここはMoekaとYuzukiが先頭を行くKira選手を必死に追いかけて、ゴール前でYuzukiが差したような形で2位3位が決まりました。
ゴール判定も写真判定の僅差でした。
Moekaがずっと引いた形になってしまったため、差したYuzukiも少々申し訳なさそうな顔をしていましたが、小賢しく引かせたという訳でもなく、自然な展開の中なので、止む無しです。2人ともしっかり滑っていたと思います(男子たちよりタイム速いですしね)。
Rikoは一人旅でしたが、以前に比べてもタイムは上がっていると思います。早くレースに参加できるようになりたいですね。

1500mゴール前スプリント。最後にYuzukiが差したような形です。



【女子 3000mポイントレース】
Yuzuki   5'42"115 11pt 2位
Moeka   5'47"229  9pt 3位
Riko  DNF

レース序盤、Kira選手が様子見している間に2人でポイントを取り合いしましたが、途中Kira選手が逃げてからは
Yuzukiの方が、より前でKira選手を追いかけ続けられました。結果、YuzukiはMoekaにたった2ポイント差の2位。
途中、あと一回でもMoekaが前に出れていれば分からなかったわけで、本当にギリギリの争いでした。

レース終了後、あまりに上手くいかなかったMoekaが悔し泣きしていましたが、すぐにノートに反省点を綴る姿勢を見て、非常に良い感じに育っているなと逆に嬉しくなりました。
今回は不本意だったかもしれませんが、今後、また伸びてくるでしょう。


【高学年 総合】
Kohei   1位
Chikako  2位
Hinara 3位

最近の練習ではChikakoの方が随分調子が良かったので、とうとうChikakoが総合取るかなと思っていましたが、Koheiの意地が勝りました。
長距離でも先頭を引ききり勝ち切ったあたりにガッツを感じました。
Chikakoは長距離レースでほんの些細なミスをしてしまい、総合優勝を逃してしまった感じです。悔しかったですね。
そしてここ1年近く伊丹地区に練習参加していたHinata選手、本当に力がついてきて、この5年生3人組は相当力が拮抗しています。(各レース結果を見ても、全く差がないです)
今後の黄金世代になってほしいですね。今後も益々深いつながりをもって共に成長していきましょう。

Akiha, Akane, Syunsukeの4年生チームも、この強い5年生に追付け追い越せで頑張りましょう。

総合成績


【高学年 500m】
Chikako  56"884 1位
Kohei   56"942 2位
Hinata   56"959 3位
Akiha 1'09"843 準決勝敗退
Akane  1'07"896 予選敗退
Syunsuke 1'08"495 予選敗退

スタート前に意識していた通り、最初のコーナー入り口で先頭に立ったChikakoが最後まで逃げ切り1位でした。超カッコよかった。
1位~3位まで100ms以内の団子ゴールで、判定は写真判定でした。本当に僅差でした。

Akihaは予選の組み合わせの幸運もあり、準決勝まで進めました。
Akane、Syunsukeは予選敗退でした。
残念ながら、500mを全力で滑り切ることは出来ず、途中で力尽きてました。
500mは短距離であり、少なくとも膝に手を置くような競技ではありません。定められた距離で力を出し切れるようにならないといけませんね。
まあ、そういった点も含めてまだまだこれからです。

先頭を走るChikako


ゴール。フォトフィニッシュになりました。
Hinataの前足側の左足踵が微妙に浮いており、後足側の右足ゴールとの判定でした。そうも見えるし、まあ微妙ではありますね…。


500m表彰式


Akiha


Akane


Syunsuke


【高学年 1500m】
Kohei  2'55"787 1位
Hinata  2'55"934 2位
Chikako 2'56"227 3位
Syunsuke 3'34"722 予選敗退
Akane  3'42"680 予選敗退
Akiha  3'42"987 予選敗退

ここも5年生3人組が団子になってゴールしましたが、最初から最後まで先頭を引ききって、勝ち抜けたKoheiが偉かった。
Chikakoも最終周直前まで良いポジションをキープしていましたが、肝心の追い込み時にミスしてインを開けてしまい、そこをHinataに突かれました。
本当にこの3人のレースは拮抗してきて、今後が楽しみです。
Syunsuke、Akane、Akihaは予選で敗退したもの、大会に出て良い経験になったと思います。これを糧にもっと頑張れたらいいね。
Syunsukeに関しては決勝には行けなかったけど、予選で随分とガッツを見せてくれて先行走者を抜ききっての予選C組での2位でした。
最後までフォームも崩さなかったし、立派だったと思います。本人もレース後、良い表情をしていました。

ゴール前。Koheiカッコいい。


表彰式


【低学年 総合】
Kanta   1位
Kazuki   2位
Anji選手 3位

KantaとKazukiの意地の1着争いといった感じでしたが、Kantaの方が勝ちたい気持ちが強いですね。それが最終結果につながりました。
Kazukiがもう少し気持ちが強ければ、完全優勝できたと思います。惜しいですね。



【低学年 500m】
Kazuki  1'04"786 1位
Kanta  1'04"880 2位

スタートからの第1コーナーで先頭を取ったKazukiが最後までインを開けず、そのまま先頭でゴールしました。
このレースについては、Kazukiが作戦通り勝ち切った感じです。
しかし、Kantaも最後まで全く諦めず、何とか抜こうと努力していた。その姿勢は良かったと思います。フォームも随分とまとまってきました。

Kazuki逃げ切り


表彰式


【低学年 1000m】
Kanta  2'16"207 1位
Kazuki  2'16"xxx 2位(タイム不明)

ここも500mと同様にKazukiが先頭を取って、最後の1周まで先頭を抑えきっていたのに、最も肝心なラスト一周というところで
腰を上げて力を抜いてしまいました。
ともかく勝ちたいKantaはずっと気を抜かずに前を狙っていたので、その隙を見逃さず、一気に前に出ました。これで勝負あり。
肝心なところで力を抜いたKazukiは残念ですし、隙を逃さなかったKantaは偉かった。

【ビギナー高学年 260m】
Risa  37"616 1位
 
Risaは長良川カップに続きビギナークラスにエントリーしましたが(申込時期は同じくらいでしたしね)、ちょっと物足りなかったかも。
競争という感じではなく、独走でした。
次は通常クラスで活躍できるよう、これから練習頑張りましょう。

表彰式


【ビギナー高学年 910m】
Risa  2'20"307 1位

7周ですが、なんだかやけに優雅に(滑らかに)滑っていました。
一周ラップが20秒ちょい。直観的には伊丹の130mよりも短かったのではないか?と少し思っておるのですが、それにしてもあの優雅さで20秒ラップって、結構速くなっているんじゃないかと思います。
Iコーチもこのレースを見ながら「速くなりそうな子だ」と仰っていました。

姿勢は高いがスケートには割と真っすぐ乗っています。



アップ


総合優勝と敢闘賞受賞一同


2年連続で敢闘賞を受賞したYuzuki


愛知県の大会はやけに沢山の特別表彰が設定されており、日ロによる本来の表彰よりも相当立派でした。
(大変ありがたいことですが、表彰のグレード逆転(副賞の方が良さげ)ってどうなんだろう…と個人的には思いました。)

知事賞受賞したKohei。超立派な盾です。


議長賞受賞したKanta。これも超立派な盾です。


Risaが教育委員会賞を受賞しました。



参加者は少なめですが、今年度、あとはマラソンを残すのみです。
その後の全日本選手権を見据えて、寒い冬を頑張っていきましょう!

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