第15回全日本インラインロードレース選手権大会 兼:2017年世界選手権代表選手選考会
【日時】平成29年6月17日~18日
【場所】岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場
【参加者】
(ジュニアA男子)Teppei, Simon
(ジュニアB男子)Toshinobu, Yotaro, Genta, Issei, Kohei, Ken(直前負傷により棄権)
(ジュニアB女子)Saya, Riko, Moeka, Yuzuki, Chikako
(ジュニアC) Kazuki, Kanta
今年も全日本インラインロードレース選手権大会に参加しました。
梅雨時だけに、例年何らかの雨に見舞われるのですが、今年は二日間通して雨に降られず、ほぼオンスケジュールで進行する良い大会になりました。
大会運営頂いた日本ローラースポーツ連盟の皆様、お手伝いの皆様、ありがとうございました。
なんと言っても伊丹スピードクラブにとって、大変良い大会となりました。
世界選手権出場選手にTeppeiとSimonが選出されました!!!
伊丹スピードクラブ初の代表選手です!!!
しかも、ジュニアA男子ではTeppeiが総合優勝しました。正直言ってそこまで良い結果が出ると思っていなかったので、我々も驚きました。
大会前から徹底的に100m練習を重ねたSimonは、狙い通り2位を確保でき、代表の座を射止めました。
ジュニアB女子では、1500mレースで、Moekaが2位、Yuzukiが3位。共に積極的に展開した結果であり、よいレースでした。
また、100mでは、Sayaが想像以上に良い結果で3位を獲得しました。
ジュニアB男子、ジュニアCでは表彰は無かったものの、あと一歩というところで、今後の成長を期待します。
では、当クラブの選手が出た種目を中心に、ほぼ時系列で記載します。
【ジュニアA男子】
1日目(100mスプリントトーナメント)
ここは正直言って運も良かった。
強豪のKohei選手、Syuto選手がビクトル選手も含めて潰し合いになり、若干漁夫の利的ではありました。
が、運も実力のうちですし、この結果Simonも世界選手権代表に選ばれたわけなので、見事にチャンスを掴み取ったと考えます。
Simon、本当によかったです。
1日目(10000mポイントレース)
Teppeiが得意とする長距離でしっかり2位を取れました。
Simonも周りが落ちていく中、何とか耐え切っての3位確保で、良かったと思います。
ただ、2位のTeppeiも1着のKohei選手から半周ほど離されてのゴールです。何回も2点を取りにチャレンジしたのは良かったですが、結局まともには取らせて貰えませんでした。
O谷コーチも仰るように、まずKohei選手に着いていけないと世界選手権での活躍は期待できない訳で、まだまだ鍛えていく必要がありますね。
2日目(1周(400m)スプリントレース)
この短距離もKohei選手に運が無く、Syuto選手・ビクトル選手と同じ組での潰し合いで、想定外の準決勝敗退。
タイムはTeppei、Simonよりも速かったのですが、運が悪かったと言えます。
逆に、ここでTeppeiが決勝に進めたことが、総合優勝の鍵となりました。
2日目(20000mエリミネーションレース)
Teppeiはここも2位を確保。この結果、総合ポイントで優勝を獲得しました。
ですが、10000mポイントレースと同様、1位のKohei選手には突き放されてしまっており、手放しで喜べる状況ではありません。
SimonはSyuto選手との駆け引きに破れ、4位となりました。ここで何とか3位に入っていれば、総合でも3位に入れただけに残念でした。
【ジュニアB女子】
1日目(100mスプリントトーナメント)
ここはSayaに驚きました。普段の練習ではMoeka、Yuzukiの方が速いので、まさかここで勝つとは思っていませんでした。
タイムは大変立派で、実はジュニアB男子の中でも3位入賞するタイムだったようです。
伊丹リンクでは直線加速を殆ど練習できていませんが、もしかすると得意だったのかも知れません。(本人も知らなかったはず)
1~2日目(1500mレース)
Moeka、Yuzukiともに光っていました。
特にMoekaはこれまで常にぶっちぎられていた江戸川のNatsuki選手に肉薄し、最終周最終コーナーでは追い抜けるか?というところまで迫りました。初めてのことです。
Yuzukiもスタート位置が悪く、途中まで前に出られず後ろのほうにいたのですが、最終周回でごぼう抜きし、単独3位まで出てきました。
今回、ロードでの1500m競技開催が始めてだからとは思いますが(リンクよりはロードのほうがスピードが上がる傾向あり)
なんとMoekaもYuzukiも日本新記録だそうです。おまけみたいなものですが、びっくりしました。
2日目(1周(400m)スプリントレース)
唯一Moekaのみ決勝進出するも、表彰台には届かず。
予選でもエスタディオのMiyabi選手と1000分の1秒差でギリギリ勝利し決勝に進めました。
写真判定されていましたが、本当に僅差だったようです。
【ジュニアB男子】
1日目(100mスプリントトーナメント)
なんとクラブ内でIsseiが最上位。しかも6位入賞で総合得点を獲得しました。
日頃の練習でも短距離ダッシュは一番速く、練習成果が試合で出せたと言ってよいのではないでしょうか。
しかしながら、以前から男子陣の短距離は力不足すぎるので、何とかしないといけません。
伊丹スピードクラブは伝統的に短距離が遅いので、やはり練習方法を更に考えないといけないです。
1~2日目(1500mレース)
Toshinobu, Yotaro, Koheiが決勝進出しました。Toshinobuはあと一歩で入賞で惜しかったですね。あとちょっとです。
4月に入部したIsseiが予選落ちながら随分フォームも良い方向に変わってきています。
Gentaも悔しいでしょう。明らかに直すべきポイントがあるのだから、しっかり意識して練習しましょう。
2日目(1周(400m)スプリントレース)
準決勝A組で、Koheiは果敢に前を攻めてましたが、中学生のお兄ちゃん達には適いませんでした。僅差の3位で準決勝敗退。
Toshinobu、Yotaroも準決勝までは進めましたが、各組で2位には入れませんでした。厳しかったですね。
【ジュニアC】
1日目(100mスプリントトーナメント)
このクラスも最も大きい子は早生まれの小学4年生も含まれており、速度の差は大きいです。
小2の2人は、まだ経験を積めば良いとは思います。
試合で負けて悔しくて、練習を頑張ってくれたらそれで良いかと。
1~2日目(1000mレース)
ちびっ子だから仕方ないですが、まだ余力がありそうでした。
特にKantaはあと一人上にいければ決勝進出だっただけに惜しかったですね。
Kazukiは折角決勝に進出しましたが、レース中に転倒してしまい、痛さのあまりレースに復帰できず。
これまでを振り返っても、ちょっと転倒が多くて可哀想です。
2日目(1周(400m)スプリントレース)
タイムを見ても分かるように、この2人は今はどんぐりの背比べです。
上手くライバル心を持ちながら2人で速くなってくれたらよいですね。
速くというか、まず練習をしっかり出来るようになってくれれば言うことはありません。
アップ
開会式
恒例の「伊丹~ファイト!!」
Kantaの100mスタート
Kazukiの100mスタート
Moekaの100mスタート
Yuzuki, Riko, Chikakoの100mスタート
ジュニアA男子 1周決勝
ジュニアB女子100m表彰式。Saya 3位
ジュニアB女子1500m表彰式。Moeka2位、Yuzuki3位
ジュニアA男子10000mポイントレース。Teppei2位、Simon3位
女子だけで記念撮影。Chikakoは1日目だけの参加でした。
Iコーチを交え記念撮影。
来月末は長野県で全日本スプリント大会です。昔は似た大会があったらしいですが、我々全員初めてです。
短距離弱い伊丹スピードクラブですが、これから1ヶ月上げて行きましょう!!